ふと、2022年の自分軸手帳を見返してみた。 そこには、「仕事しんどい」「行きたくない」「やっと金曜日だ!」と、毎日のように綴られた言葉たち。
育休が明けて仕事に復帰したあの頃、私は両立に必死だった。 でも、仕事も家も、どっちもうまくできなかった。
育休明け、予想以上にしんどかった現実
仕事は、以前やっていたことなのに、すべてリセットされたような感覚で、うまくできない。 時短勤務だからこそ「早く帰る罪悪感」と、「その分時間内に終わらせなきゃいけない」という焦りが常につきまとっていた。
家に帰れば帰ったで、「翌朝、遅刻しないためには?」と逆算しながら寝かしつけまでをこなす。 朝もまた、遅刻しないように時間との戦い。 そんな中で子どもがグズると、焦りとイライラが募る。
私は常に時計を気にし、効率ばかりを考え、目の前のことに追われ続けていた。
頼れる人がいない現実と、情報を求め続けた日々
両立のコツを知りたくて、周囲に聞いてみた。
返ってきたのは、大きく分けて三つのパターン。 「うちはばあばがいたから助かったよ」 「その頃は本当に大変だった…(具体策なしの思い出話)」 「若い時だったからなんとかなった(私は高齢出産だからムリ…)」
どれも参考にならなかった。
だから、私はネットに頼った。 同じような境遇の人の体験談を読んだり、時短勤務や育児のコツを調べたり。 「どうしたらいいの?」を必死に探していた。
完璧主義を手放すきっかけ
手帳を振り返ると、後半には「完璧主義を手放そうとしていた」自分がいた。
きっと、日々書き出すことで、自分が完璧主義に縛られていることに気づいたんだと思う。 そして、自分軸手帳の「引き算ワーク」を通して、「何かを足すのではなく、引くことが大事なのかもしれない」と考え始めた。
さらに、尾石晴さんの『やめる時間術』と、川原卓巳さんの『Be Yourself』の影響も大きかった。 「何を足すか」よりも「何を削ぐか」が重要だと知り、今の自分にとって本当に必要なものを見極めようと思い始めた。
「やらなきゃいけないこと」に追われ続けていた私にとって、この考え方は衝撃だった。
少しずつ、「全部頑張る」から「大事なものだけに力を注ぐ」へと、意識が変わっていったのかもしれない。
今振り返ると、あの頃の私に伝えたいこと
「もっと頑張れ」なんて言わない。 あの頃の私は、十分すぎるほど頑張っていた。
仕事もうまくできなくて当然だった。 子どもがグズって焦るのも、仕方なかった。 頼れる人がいない中で、それでも毎日なんとかやっていた。
「よくやってたよ。」
今ならそう言える。
もし、今の私と同じように育休明けで苦しんでいる人がいるなら、伝えたい。
「完璧じゃなくていい。あなたはもう、十分頑張ってる。」
そして、焦らなくても大丈夫。 少しずつ、少しずつ、自分のペースを見つけていけばいい。
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