コテンラジオの最新シリーズ「伊藤野枝編」が終わりました。その中ででてきた”母性愛神話”。これ社会の要請によって作られたものだそう。えっ?!!(※学者の方の一説だそうです)
まず”母性愛神話”とは?
母性愛神話とは、「母親であれば誰もが自然と子育てを上手にできる」「母の愛情は絶対的で崇高なもの」といった考えを広め、母親の役割を理想化・神聖化する価値観のことを指します。
”母性愛神話”が広まった背景
1. 大正時代に人為的に作られた
- 母性愛神話は、大正時代(1920年代)に社会的なニーズによって作り出されたとされています。
- その時代、資本主義が発展し、性別による役割分担(男性は外で働き、女性は家庭を守る)が強調されました。
- 都市化によって核家族化が進み、母親が一人で子育てを担うモデルが社会的に求められるようになりました。
2. 「胎教」を広めた教育者・下田次郎
- 教育者の下田次郎が書いた『胎教』という本がベストセラーになり、母性愛神話の普及に大きな影響を与えました。
- 彼の理論では、以下のような価値観が広められました:
- 女性の天職は母になること
- 独身女性や仕事を選ぶ女性は「自然に背く」
- 母親は自己犠牲をして子供を育てるべき
- 自己犠牲する母親の子供ほど成績が良い
”母性愛神話”が大正時代に与えた影響
母親に対する社会的な圧力が強まる
- 「子育ては母親が担うもの」という価値観が根付き、母親が一人で子育てをすることが当たり前とされた。
母親への批判
- 「母親なのに子育てができない」というような非難が生まれる。
そして、性別役割分業の下で子育てを一手に担うようになった母親たち。重圧がかかります。結果、親子心中の件数は倍増したそうなんです・・・。
すごくないですか…?
これに現代に生きる私たちも苦しめられてませんか?
こんなことに気づかせてもらえるのがコテンラジオです。
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